ベテランにもマッチしそうなポリ系ストリング探しシリーズ。
17本目は『テクニファイバー レッドコード125(tecnifibre RED CODE)』です。
レッドコードは「しっかり系の入門ポリ、ある程度スイングしていく人向けのストリング」でした。
テクニファイバー レッドコード125(Tecnifibre RED CODE)の特徴・スペック
製品のプロフィールです。
メーカー | テクニファイバー(Tecnifibre) |
製品名 | レッドコード(RED CODE) |
ゲージ | 1.20mm、1.25mm、1.30mm |
カラー | レッド |
素材 | ポリエステル |
製造国 | MADE IN FRANCE |
価格情報 |
12m:¥ 2,420 (税込) 最安価格12mカット品:700円 +送料250円 ~、200m:10,990円 送料無料 ~ ※2021.8.30楽天調べ |
製品説明
耐久性に優れ、テンションロスが少ないくいつきのよい打球感
弾き感があり、少しパワーを求めるプレーヤー向け
テクニファイバー公式サイト 商品ページより
既に知名度もあり、評価の高いストリングですが、ベテランの自分に合うかどうか。
私は今回、1.25mmを試しました。
テクニファイバー レッドコード125(Tecnifibre RED CODE) のインプレ
【セッティング】
Babolat Pure Strike 100(16×19)
50ポンド、プレストレッチ5%、1本張り(ゴーセン張り)
マルチとの違いもしっかり確認するために、セッティングは大きく変えず、マルチで張る時のマイナス2ポンドの50ポンドにしています。
さて、約3時間打った★点数です。
反発感 | |
ホールド感 | |
スピン性能 | |
テンション維持 | |
コスト(市価) | |
総合点 | |
打感硬さ |
ファーストインプレッションは、「けっこう硬め!」ナイロンからの切替でポリエステルを検討している自分にとっては、「使いこなせるギリギリのラインかな」というもの。
いつも通り50ポンドで張り上げましたが、このストリングのセッティングとしては、少々自分には厳しかったようです。
一方で、反発やスピンに関しての性能が悪いわけではなく、丸形断面ポリとしては及第点ではあります。しっかりしているものの、決してガチガチではないため、ある程度のスイングスピードがあって、ある程度しっかりしたストリングを求める人なら相性が良いと思います。
系統として近いのは、ヨネックスのポリツアーストライクです。
詳細は以下報告していきます。
打感(反発・ホールド)
フラット系にしっかり当てられた時は、かなり心地よい反発を感じるものの、そもそも楽をさせてくれるほどの高反発ストリングではありません。
ホールド感は少なく、ソフトポリに慣れている人からすると「打ち応え」を感じるでしょう。ドライな打ち応えとも言えます。
私はスマッシュが好きで、普段から躊躇せず振り切ることを意識しているのですが、レッドコードでのスマッシュはものすごく感触が良かったです。このことからも、やはりレッドコードは早いスイングとの相性が良いのではないかと感じました。
スピン性能
丸形断面のポリとしては、平均的なスピン性能でしょう。
硬めで球離れが良いためか、チョリチョリスピンでは浅くなってしまい、しっかり振れたトップスピンは良いボールが行く印象でした。
テンション維持性能
50ポンドで張り上げ、張り上がりの面圧は52.4ポンド。テンションの出方はノーマルです。
張った翌日に3時間使用し、4.8ポンド低下しました。テンション維持は、中の下といったところ。
今後の経過も追っていきます。
- 張り上げ直後 52.4ポンド
- 張り上げ翌日 3時間使用後 47.6ポンド ▲4.8ポンド ▲9.2%
- 張り上げ8日後 延べ4.5時間使用後 45.5ポンド ▲6.9ポンド ▲13.2%
コスト
2021年8月30日時点で、12mカット品:700円 +送料250円~、200m:10,990円 送料無料~です。
カット品も非常に安く、ロールで買えばさらにお得。コスト重視の方には最適な選択肢です。
ホームストリンガー視点での感想
丸形断面のポリエステルとしては、困難さはなく、普通の張りやすさでした。
インプレまとめ
テクニファイバー レッドコード125(Tecnifibre RED CODE)は、ベテランにとってはやや硬めでしっかり目のポリストリング。
私は相性が良いとは言えませんでしたが、しっかりと早いスイングができるショットでは快適に打てたのも事実。
さいごに推奨プレイヤーをまとめます。
- ややしっかり目のポリストリングが好み
- ドライな打感が好み
- スイングスピードは速め
- コスパ重視
- ハードヒッター