2020年を振り返るシリーズの最後は、インプレ・レビューしたドライ系グリップの中から、個人的におススメしたい「ベスト5」を紹介します。
結論!ドライ系グリップ BEST5
私がおススメしたい、ドライ系グリップのベスト5です。
- パシフィック XTRグリップ
- ホライズン ストロングドライ
- トアルソン クイックドライグリップ
- トーナグリップ/キモニーネオドライ
- pro’s proドライ(Aqua Zorb55)
1位 パシフィック XTRグリップ
個人的に、最高のドライと評価できる、高耐久ドライです。
サラサラしつつ、高いグリップ力、耐久性も良く、濡れても滑らない。
唯一の欠点は取扱い店の少なさで、2020年12月時点では、厚木のサウスフィールドのみで取り扱われています。ちなみに、ネット販売もされています。
ややお高いですが、それだけの価値があるグリップテープです。
2位 ホライズン ストロングドライ
Amazonのみで販売されている、ホライズン ストロングドライは、格安なのに本当に高性能。
性能的にはXTRと同等、ひょっとしてそれ以上!?
濡れた時のグリップ力は特筆すべきものがあります。
ただし、流通量が極めて少なく、唯一の店舗でも在庫が十分あるわけではありません。6色展開されているのですが、欠品しているカラーも多く、いつでも購入できるわけではないのが難点です…。
3位 トアルソン クイックドライグリップ
唯一のウェットグリップですが、本当に汗に強い、汗をかいても滑りにくいウェットです。
何と言っても、女王グラフが愛した高耐汗性のウェットというところも魅力です。
汗かきのウェット派には、このグリップを推奨したいです。
4位 トーナグリップ/キモニーネオドライ
違うメーカーの違うブランドですが、中身は同じグリップと個人的に確信しています。
トーナグリップは全てのグリップテープの起源であり、いまだにトッププロ愛用率ナンバーワンであることが、その素晴らしさの裏づけです。
ドライでさらっとしつつグリップ力は高く、汗で濡れた時のグリップ力維持が良いのが特徴です。
欠点は耐久性の低さで、すぐに剥がれたり破れたりしてしまいます。30本入り、50本入りが販売されていることからも、破れたらどんどん巻き替える、というのが正解です。テレビで観るトッププロたちも、そうしていますよね。
5位 pro’s proドライ(Aqua Zorb55)
これだけの品質のグリップが100円代で購入できるとは驚きです。pro’s proのAqua Zorb55は、
コストパフォーマンス最高!特に欠点のない、高品質ドライでした。
握り心地はソフトで、意外と高耐久。本当に文句のない商品です。
とにかく安く!という方。品質も素晴らしいので一度試す価値はあると思います。
2020年 ドライ系グリップ 総括
好き嫌いは、かなり個人差があるのがオーバーグリップの宿命です。万人受けする商品はなかなかありません。
2020年は、夏場の大汗に困っていた私の視点から、汗に強いドライ系グリップにこだわって評価をしてきましたが、かなりマイナーなところも含めて、良い商品を見つけることができたと思います。
ドライ系を中心に、オーバーグリップのレビューを一覧にもしていますので、よろしければご参照ください。
今年の記事はこれで最後となります。
2021年も、自分の大好きなテニスについて、コツコツ書いていきたいと思います。私の記事を読んでくださった皆様、テニス愛好家の皆様、良いお年をお迎えください!