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【グリップテープ】耐久性を追求したドライ/キモニー ラストドライグリップ(kimony Lasting Dry Grip)

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目次

現在発売中の各種ドライグリップの使用感を調査しています。

今回はキモニーのラストドライグリップを試してみました。

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今回試すのはキモニー ラストドライグリップ

キモニー ラストドライグリップのプロフィールです。

メーカーキモニー(kimony)
製品名ラストドライグリップ(Lasting Dry Grip)
サイズ厚さ0.68mm、幅29mm、長さ105cm
カラーブラック、ホワイト、ピンク、ブルー、フラッシュイエロー、レッド
素材ポリウレタン、不織布
構造・特徴やや厚め、ややウェット寄りのドライという位置づけ
製造国MADE IN JAPAN
定価1本入り:¥300+税
3本入り:¥800+税
10本入り:¥2,500+税
メーカーうたい文句

抜群の耐久性を誇る「ドライグリップの最終形」。(Lasting=長持ち)という名の通り、表面が剥離しにくく、大量の汗を吸ってもフィーリングが変わりずらい。
カサつき過ぎずほのかなタック性もあり、最初から手にフィットする。 →(ウェット派もトライできる)
紙っぽいドライのイメージを払拭する、0.68mmでやや厚みがありソフトな握り心地。
ラスト(Lasting)=「長持ちで、ドライグリップで悩むのはこれが最後」というダブルミーニング。

Kimony社 Webサイトより

ラストドライのインプレッション

さて使ってみた感想を以下まとめます。

ラストドライの特徴
  • セミドライという表現が合う、ややウェットよりのドライ
  • 0.68mmだがあまり厚さを感じず、やや硬めの握り心地
  • レザーグリップの角が出やすい
  • 耐摩耗性に優れる
  • カラーが豊富
  • 価格が安い
  • 流通量が多い
  • 伸縮性が悪くシワが寄りやすい
  • ドライとウェットの中間だが握った感触がやや中途半端な印象
  • 汗で濡れた時のグリップ力にやや不安を感じる
カットしていない四角い側から巻く方法では、このようにどうしてもシワが寄ってしまう…

正直な感想として、少し中途半端なグリップという印象です。

例えばネオドライ、トーナ、XTRなどのドライでは、サラッとしつつ適度なグリップ力を発揮するのですが、ラストドライはさほどサラッとはしていないし、濡れた時のグリップ力に少し不安を感じてしまいました。この点はウェット寄りのドライであることが影響していそうです。

これまでの経験上、汗で濡れた時のグリップ力維持は以下の順位です。

濡れた時のグリップ力維持ランキング
  1. PACIFIC XTRグリップ
  2. kimony ネオドライグリップ
  3. トーナグリップ
  4. Toalson クイックドライグリップ

ラストドライもすっぽ抜けるようなことはなく、ウェットグリップと比較すると決して悪くはないのですが、上記優秀なグリップに比較すると、やや劣ってしまいます。

ドライグリップの課題である耐久性を追求したあまり、触感・グリップ力が少し犠牲になってしまったように感じます(あくまでも私の主観です)。

耐久性:4時間使用後

4時間使った結果、擦れや剥がれは見られず、メーカーが謳っている通りに耐久性(耐摩耗性)は非常に優れていました

元々の握り心地は私の好みではありませんでしたが、使い始めと使用後で、あまりグリップ力に変化がない点は優秀です。

グリップの握り心地、グリップ力の程度は本当に個人の好みが分かれます。ラストドライの握り心地が好きな人にとっては、この耐久性の高さ・変化の少なさはメリットとなってくれるはずです。

まとめ

汗で濡れたグリップは、たとえ乾いてもどんどんグリップ力が低下していくため、私はボロボロになる前に早めに交換してしまいます。あまりに耐久性がないグリップはさすがに困りますが、私がグリップテープで最も重要視しているのは濡れた時でもグリップ力を維持してくれること。その点から言うと、ラストドライグリップは順位が高いとは言えません。ただしこれはあくまでも私の主観であり、好みの問題です。

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次のような方であれば、十分に試す価値はありそうです。

ラストドライグリップをおススメしたい人
  • ドライ初心者
  • ややウェットなドライが好み
  • とにかく耐久性の高いグリップが好み
  • いろんなカラーを試してみたい

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