WEB site for tennis lovers

【テニスグッズ・小物】ストリングにこだわるならストリングメーターを使わない理由はない!|TOURNA STRINGMETER

トーナのストリングメーターを購入しました。

この商品はかなりのロングセラーで、”ホームストリンガー”だけでなく、ストリングにこだわるテニスプレイヤーであれば誰でも使う価値があると断言できます。

今回はストリングメーターを使う意義、その使い方をご紹介します。

Contents

ストリングメーターとは?

名前の通りですが、張られたストリングのテンションがどれくらいなのかを知るための、簡易テンション測定器です。Yテニスショップのセールを利用して、かなり安く入手できました。

ストリングメーターはコンピューター制御の高級測定器ではありませんし、それなりに近い値は出ますが正確なテンションを測る目的で使うものではありません。例えば自身のラケットについて、気に入った張り上がりのテンションを基準として、テンションを相対的に把握するために使います

RacketTuneアプリ※と使用目的は一緒です。※有料スマホアプリ。セッティングオールの柄などでストリングをカンカンと叩き、その際に発生する音でテンションを測定する)

今回私が購入したのはトーナの商品ですが、ほぼ同様なものがガンマからも販売されています。使い勝手・耐久性はトーナ、デザインはガンマ、価格はガンマがやや安い、といった評価が多そうです。どちらも持ち運び可能な、非常に小さい測定器です。

また、ガンマは目盛りがキログラムメーターだけなのに対し、トーナはポンドメーター、キログラムメーター、ポンド&キログラムメーター併記の3つのメーターがついているので、”ポンドに慣れている日本人”にとってはこちらの方が使いやすいでしょう。

ストリングメーターを使う意義

具体的に、ストリングメーターを使う意義をお示しします。

ストリングメーター活用の意義

  • ホームストリンガーの場合:張り上げテンションを毎回測定し、自信の張り上げ手技、張り方による差異が確認できる
  • 店舗に張りに出している場合:店や張り手、張り方(1本張り、2本張り、GOSEN張り、ATWなど)によって張り上げテンションにどれだけ差異があるか把握できる=張り手の特徴が把握できる
  • ストリング張り上げ後の経時的なテンション低下を把握し、張り替え時期の参考にする
  • 張りムラの確認をする(左右差がないか、部分的に緩みがないか等)
  • RacketTuneアプリの正確性、互換性を確認できる

自分で張っているホームストリンガーであれば、自信の手技の正確性や張り方によるテンション差異などを把握するのに役立ちます。ストリングメーターを利用することで、毎回同じテンションで張り上げられるように腕を磨くことにつながります。

お店に張りに出している場合であれば、張り上げ後のストリングメーターで測定することで、張りの上手い下手がよく分かります

「あの店で張ると、なんか緩めなんだよな~」「あの店はテンションにムラがあるような気がする!」と感じたことはありませんか?あまり上手と言えない張り手であれば、テンションが低く出ることが多く、安定もしません。ストリングメーターを使い、数値チェックすることで張り手の技術力の見極めが容易になるのです。また、近場に”あまり上手とは言えない張り手”しかいない場合、次回からはあえて高いテンションを指定する、という予防策もとれます。

家張りでも店張りでも、テンションは経時的にどんどん低下します。そのテンション低下を測定することで「ここまで落ちたら張り替えよう」という自分なりの張り替え時期を見つけることもできます。

また、例えばタイオフ直前の糸は緩みやすいのですが、その緩みをチェックするという使い方もできます。経糸については左右の同じ糸で大きくテンションが異なっていないか、というチェックも可能です。

個人的には、今後RacketTuneアプリとの相関性、互換性について把握していきたいと考えています。

ストリングメーターの使い方

カンタンに使い方をご紹介します。

①ストリングメーター先端のV字溝にストリングを入れゲージ(太さ)を測定する(下左)

②次に内側円盤の矢印を、測定したゲージ(太さ)に合わせる(下右)

③裏にある金属製の2本足を測定したい箇所に差し込む

④内側円盤のつまみを時計回りに回す(下左)

⑤ストリングメーター先端のV字溝を縦糸に合わせ、ポインターが示した目盛りを読み取る

以上です。とても簡単です。

測定場所でテンションが大きくことなる

重要な点は、張り上げテンションをチェックする場合は、毎回同じ場所で測定し比較する、ということです。下の写真でもお分かりいただけるように、測る場所によってテンションが異なってくるためです。

測る場所でテンションが異なるということは、「テンションがムラが起きやすい部分」や「タイオフ直前でのテンションロス」「経糸の左右差」を把握をすることができます。

  • 毎回の張り上げ具合のチェック
  • 場所によるテンションムラのチェック
場所によって測定テンションは全く異なってくる点に留意

まとめ

ストリングの銘柄ももちろん大切ですが、特に店に張りに出している方であれば、本当にきっちりと正しく張り上げられているかを把握することはとても重要です。

自分は50ポンドで指定したのに実際は45ポンド程度しか出ていない、なんてことはざらにある話です。

テンションにこだわるのであれば、毎回正確な張り上げが出来ているか、ストリングメーターを活用してチェックしてみませんか?

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

  • URLをコピーしました!

スポンサーリンク

Contents