WEB site for tennis lovers

【初めてガットを張る人へ】/ガット・ストリングの張り方①「張りはじめ」編

当記事はPR・広告を含みます。

目次

最近、Twitterなどでも、ガット張り機(ストリンギングマシン)の購入を検討している方が、かなりいらっしゃる様子。

あわせて読みたい
【ホームストリンガー】ストリングマシン(ガット張り機)を選ぶときに大切にすべき5つのポイント ホームストリンガーになりませんか? 自分でガット・ストリングを張ることができるようになれば、単純に楽しいですし、経済的にもプレイ面でも多くのメリットがあります...

ホームストリンガーになるメリットは大きいですが、「自分に本当にガットが張れるのか!?」という、心理的ハードルは少なからずあると思います。

そんな方々の不安を払拭できるよう、ガットの張り方、諸々の手技とその意義について、分かりやすくアウトプットしていきたいと思います。

今回は「張りはじめ編」です。

ラケットをセットする

最初に行うのは、マシンへのラケットセット。

写真の通り、ダウン(ラフ)面を上にセットするのが基本です。

私の機種は6点サポートがついており、特に上下のサポート(ビリヤード)は、遊びを持たせずにしっかり固定します。

サイドの4点アームによるサポートも、私は遊びを作らずしっかり固定しています。

ダウン(ラフ)面を上にする理由

これは、あくまでも基本であり、義務ではありません。

ステンシルマークを入れる場合、アップ(スムース)面に入れますが、その時にタイオフ(結び目)がステンシル側に見えてしまうのは「見栄えが悪い」という理由で、ダウン面でタイオフをするのが通例となっています。

ステンシルマークは入れない、特定のグロメットホールが痛むのを避けるために張る面を毎回変える、などの合理的理由があれば、こだわる必要はありません。

上下・サイドサポートをしっかり固定する理由

上下のサポートは、縦潰れを防止するために、ラケットを破損させない程度にきつめに固定します。

サイドアームのセットは、「多少の遊びを持たせるべき」という意見も多くあります。

私は、有料講習で教わったプロストリンガーの考え方「しっかり固定するデメリットが見つからない」を支持しています。

逆に、遊びを持たせてセットをしても、張り途中のラケット変形で、サイドアームには必ず触れます。それなら、最初からサイドアームにしっかり固定しておいた方が合理的です。

あわせて読みたい
【ストリング】熱すぎる!プロストリンガーの有料講習|よりよいホームストリンガーになるためにⅡ 先日、プロストリンガーの張りを経験したことで自分の『ガット張り』に対する見識不足を痛感し、より知りたいことが増えてしまいました。 https://tennisenjoy.com/pros...

ガット・ストリングの長さを測る

超デカラケ等の特殊ラケット以外、1本張の場合であれば、ラケット16本分(=約11m)あれば、まず足ります。

2本張の場合は、縦8.5本、横8本で足りるラケットがほとんど。

マイラケット:PRINCE TOUR 100Pの場合

フェイスサイズ:100inch2

●ストリングパターン:18×20

●ストリング必要長:

  1本張:ラケット16本分

  2本張:縦糸 ラケット8.5本分、横糸 ラケット8本分

●1本張の際の配分:

  ショートサイド:ラケット5.5本分(縦糸9本+横糸3本)

  ロングサイド:ラケット10.5本分(縦糸9本+横糸17本)

上記を目安に、もし不安であれば多少余裕を持った長さで張りましょう。

一番最悪なのは、ガットが足りなくなってしまうことです。私もやってしまったことがありますが、そうなると張り直し(もしくは足りない部分だけ継ぎ足して張る)しかありません。

最初の糸通しは 上から?下から?

スロートのグロメットをチェックしましょう。

ここのグロメットホールの数が、6つであれば下(グリップ側)から、8つであれば上(ラケットトップ)から糸を通しはじめます。

私のラケットは穴が6つですので下から通します。

最近のラケットは、グロメットが盛り上がって分かりやすくなっているので、間違えにくいとは思います。

最初の真ん中2本を引く

最初は、ど真ん中の糸を2本同時に引っ張ります

当然、1本あたりの引っ張りテンションは足りていない状態ですが、これは仮止めをするためのプロセスですので、ご安心を。

最初の仮止めを行う

2本同時に引いた後、どちらか1本をクランプし、同じ糸のフレーム外に「スターティングクランプ」を挟みます。これで仮止めが完了です。

ポリエステルなどの滑りやすい糸の場合は、下の写真のように、クランプの横にスターティングクランプをピッタリ挟む方法もあります。

スターティングクランプを使う理由

スターティングクランプを省略し、クランプのみでも張り始められます。

ただし張りはじめは特に、クランプした箇所へ力が集中して掛かるため、ガットが滑りやすく傷つきやすいのです。

スタクラがあれば、掛かる力が分散されるため、ガット保護のためにも大切です。

縦糸を張りはじめる

仮止めが完了したら、クランプしていない側から、さあ張りはじめましょう。

フレームへの負荷を考慮し、片方を3本程度張ったらもう片方を3本張る、というように、左右のバランスを取りながら張っていきましょう。

尚、当然ですが、最初に仮止めした糸は、もう一度改めて引き直しますが、その際はスターティングクランプを安全に外すように気をつけましょう

スターティングクランプはガット張りの強い味方ですが、立派な金属製の工具でもあり、ガットを傷つける武器にもなりえます。

まとめ

以上、ガット張りの最初のプロセス「張りはじめ」について紹介しました。

今後、縦糸編、横糸編、ノット・タイオフ編など、続けていきたいと思います。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

  • URLをコピーしました!

スポンサーリンク

Contents