現在発売中の各種ドライグリップを試用しています。
今回はバボラのプロチームSPのレビューです。
今回試すのはバボラ プロチームSP
バボラ プロチームSPのプロフィールです。
メーカー | バボラ(Babolat) |
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製品名 | プロチームSP(PRO TEAM SP) |
サイズ | 厚さ0.55mm、幅23mm、長さ115cm、重さ5g |
カラー | ホワイト、ブラック |
素材 | ポリウレタン、不織布 |
構造・特徴 | きめ細かくサラッとした触り心地のザ・ドライグリップ |
製造国 | MADE IN CHINA |
定価 | 1本入り:¥300+税 3本入り:¥800+税 12本入り:¥2,700+税 |
メーカーうたい文句 | シルクパウダーの配合により、優れた吸汗性とソフトな感触を実現したドライタイプ。 |
バボラ プロチームSPのインプレッション
さて3時間ほど使ってみた感想です。
プロチームSPの特徴
- ザ・ドライグリップと言ってよい、サラッとした触感
- 0.55mmの割にしっかりとした厚みを感じる
- ソフトな握り心地
- 耐摩耗性に優れる
- 伸縮性が高く、非常に巻きやすい
- 価格が安い
- 流通量が多い
- 濡れた時のグリップ力維持は良好
- レザーグリップの角が出やすいとは言えない
- カラーが2色のみ
- ウェット愛好者には少し抵抗がありそうなほどのドライ触感
この握り心地、好きな人は好きだろうな!というのがまず思ったこと。きめ細かくサラッとしていて、上質なベルベットのようなソフトな触感です。強力なグリップ力を求めるウェット愛好者には、抵抗を感じるほどのあっさり触感で、滑ると感じる人もいそうで、オールラウンドにおススメできるわけではなさそうです。
最近はXTR、ネオドライ、タフドライなど、引っ掛かりが強くてグリップ力に優れるドライも多いので、その辺りと比べると、プロチームSPは引っ掛かりがあっさりしています。
ただ、汗で濡れた時のグリップ力維持は良かったので、ドライの良さをしっかり表現できています。
耐久性:3時間使用後
3時間の使用ではほとんど消耗していません。擦れや剥がれはありません。
触感は上品ですが、耐久性(耐摩耗性)は非常に優れていました。
かなり汗を吸ったはずの3時間後でも、グリップ力もあまり落ちていません。また、ウェットグリップと比較すると、汚れが目立たないと感じました。この点は優秀です。
まとめ
ドライを選ぶ人は汗かきが多く、濡れた際のグリップ力を大切にしている方が多いと思いますので、質が高いこのグリップはそのような方にはおススメできます。
一方でウェット愛好者には受け入れが悪いだろうな、と予想できます。ドライ初心者にはおススメしにくいかも知れません。
オーバーグリップ レビュー一覧
オーバーグリップテープのレビューリストです。 各インプレ・レビュー記事へのリンクも貼ってあります。 ドライグリップ 商品名特徴耐汗性能・グリップ力トーナグリップ...
まとめます。
プロチームSPをおススメしたい人
- とにかく汗かきで、乾いたドライの触感を求めている
- あっさりとした触感が好み
- 耐久性の高いグリップが好み
- バボラのラケットに合わせたい