トロライン社から提供いただいたモニター製品の第3弾インプレです。
「TOROLINE(トロライン)」は、テニスブランドです。 「TOROLINE(トロライン)」とはアメリカ・カリフォルニア州のテニス・ストリングブランド。 「質にコダワル」をコンセプトに、高品質なテニスストリング・用品を提供致します。
ポリ系ストリングの検証86本目は、『トロライン キャビア120(TOROLINE CAVIAR 120)』です。
普段は丸形ポリを好んで使っており、多角形ポリはあまり得意ではないのですが、今回はトロラインの「CAVIAR 120」をテストしてみました。普段は1.25mmを使う自分にとって、1.20mmの細ゲージ多角形はかなり久々の挑戦。その実力を率直にまとめます。
トロライン キャビア120(TOROLINE CAVIAR 120)は、
ホールド感とシャープさを実現する好バランスな多角形ポリでした。
また、テンション維持はかなり優れています。

トロライン キャビア120(TOROLINE CAVIAR 120)の特徴・スペック
| メーカー | トロライン (TOROLINE) |
| 製品名 | キャビア(CAVIAR) |
| ゲージ | 1.16mm、1.20mm、1.24mm |
| カラー | イエロー |
| 素材 | Co-Polyester |
| 生産 | Made in ?? |
| 価格情報 | 定価13.4m¥2,518 (税込)、100m¥14,963 (税込) |
| 商品説明 | CAVIAR / キャビアは、オールラウンドプレイヤー向けに設計された六角形型のストリング。従来のポリストリングと比較して、スピンを体感できるような設計。 「オールラウンドプレイヤー向け、スピン」に拘った商品。キャビアは「日本人が好きな衝撃感の抑えられた打感」が特徴。 キャビアはアブソルート同様、このゲージ(太さ)から繰り出されるスピン性能が高く、一般的な擦る回転ではなく相手を押し込めるような伸びを感じられます。 キャビアの方が全体的に衝撃感が少ないので、ジュニア選手や柔らかいポリが好きな方に使って欲しいストリングです。 |
トロラインは、ポリエステルのハイブリッドを積極的に提案している、カリフォルニア発のメーカーです。
トロライン キャビア120(TOROLINE CAVIAR 120)のインプレ

【セッティング】
PRINCE TOUR100(290g)2026(16×19)
48ポンド、プレストレッチ5%、1本張り
1週間で、延べ7時間ほど打ってきました。
★点数
| 反発感 | |
| ホールド感 | |
| スピン性能 | |
| テンション維持 | |
| コスト(市価) | |
| 総合点 | |
| 打感硬さ |
総評:細ゲージのシャープさ+意外なホールド感/鋭いエッジで引っ掛かり感強め/テンンション維持◎
打球感・フィーリング
打感は、細ゲージらしいシャープさがありつつ、ホールド感も残る“やや柔らかめのポリ” という印象。
柔らかめのポリエステルはストロークコントロールが良い傾向があると個人的に感じていますが、このストリングも例外ではなく、ストロークの調子が良かったです。
個人的には爽快でスッキリした打感が好みですが、CAVIAR 120は ややしっとり寄りの打感。1.20mmでもこのしっとり感があるので、1.24mmを選ぶとさらにしっとり感が強まる可能性があります。このあたりは好みが分かれるポイントだと思います。
表面形状とスピン性能
多角形ポリにはエッジが鋭く摩擦が強いタイプとエッジがマイルドで扱いやすいタイプがありますが、CAVIAR 120は完全に前者。実際に打ってみても 細ゲージの引っ掛かり+鋭い六角形エッジ が合わさり、チョリ系スピンは非常に掛かりやすい。
自分の感覚的には、普段のスイングではボールがショートしやすい傾向があったので、フラット気味に当てる意識を持つことで補正することができました。
パワー・ショットの感覚
薄い当たりではスピンが掛かりすぎて浅くなりがちですが、厚い当たりのスピンでは特に違和感はありません。
トップスピンロブが抜けずにコントロールしやすい、サーブの回転量が増え、スライス・キックが打ちやすいという点はメリットだと感じました。
テンション維持性能
ポリエステルとしてはかなりテンション維持が良いストリングでした。
| 張上げ後 経過時間 | 延べ使用時間 | ポンド数 | テンション 変化 | テンション 変化率 |
|---|---|---|---|---|
| 直後 | 0 | 48.8 | – | – |
| 当日 | 4時間 | 45.3 | -3.7 | -7.6% |
| 3日 | 5.5時間 | 44.3 | -4.5 | -9.2% |
| 7日 | 7時間 | 44.1 | -4.7 | -9.6% |
ホームストリンガー視点での感想
エッジの効いた多角形でした。捻じれに配慮しながら丁寧に張りたいストリングです。
インプレまとめ
CAVIAR120は「柔らかめでエッジの効いた多角形」というニーズを満たしてくれるポリストリングです。
もちろん、ゲージによって感覚は変わるため、機会があれば1.24mmも試してみたいと思います。
- やや柔らかめの硬質ポリ
- 細ゲージ+鋭い六角形エッジで強烈な引っ掛かり
- チョリ系スピンの引っ掛かりが良い
- 厚い当たりの安定感、コントロール性が高い
- 打感はしっとり寄り
トロラインのストリングは全般的に手頃な価格設定で、特に単張りでは割安なストリングです。


