長らく純正シンセティックのままだった、現在の愛機”プリンス ツアー100(PRINCE TOUR 100)”ですが、タッチ系ショットやボレーの感覚を少しでも向上させるべく、グリップのダイレクト感を追求して、レザーグリップに交換することにしました。
今回せっかくですので、ツアー100レザー化による前後の変化を残したいと思います。
ラケット・グリップの情報
ラケット:プリンス ツアー100(310g)
私に愛用するツアー100のスペック紹介です。
フェイスサイズ | 100inch2 |
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平均ウェイト | 310g(※なお、290gもラインアップされている) |
バランス | 310mm |
全長 | 27inch |
スイングウェイト | 290 |
フレーム厚 | 22.0-23.0-20mm |
パワーレベル | 850(プリンス独自のフレームパワーレベル値) |
素材 | カーボン+テキストリーム×トワロン |
グリップ | RESI TEX PRO(ブラック)、サイズ2、3 |
ストリングパターン | 16×18 |
推奨テンション | 42-50-58lbs |
生産国 | 中国製 |
価 格 | ¥37,400(税込) |
グリップ:トーナ ジェヌインレザーグリップ
今回プリンス純正のシンセティックから交換したのは、ドライグリップの老舗“トーナ”が作るレザーグリップです。このグリップは、フェアウェイグリップに準ずる品質のレザーで、やや硬めで角が出やすく、キメが細かく上質感がある点が非常に気に入っています。
メーカー | ユニークスポーツ(UNIQUE SPORTS) |
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ブランド | トーナ(TOURNA) |
製品名 | ジェヌインレザーグリップ(Genuine Leather Grip) |
サイズ | 幅2.5cm、長さ116.5cm、厚さ1.6mm |
カラー | ナチュラル(タン) |
生産国 | MADE IN TAIWAN |
価 格 | 定価¥3,080 |
シンセティック→レザー交換での重量・バランス変化
今回、2本まとめて交換しました。ラケット①・②の重量、バランスの変化を観察します。
レザーグリップは天然素材で少なからず個体差があるため、常に同じ重なり具合で巻き上げることは極めて難しいです。案の定、今回の2本も全く同じにはなりませんでしたが、比較的上手に巻き上げることが出来ました。
交換前:純正シンセティックでの重量・バランス
Racket | Unstrung Weight | Balance |
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TOUR100① | 311g | 308mm |
TOUR100② | 312g | 310mm |
純正シンセティックを外した状態の重量・バランスは?
Racket | Unstrung Weight | Balance |
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TOUR100① | 298g | 320mm |
TOUR100② | 299g | 322mm |
純正シンセティックの重量は両方とも13gでした。
交換後:トーナレザーでの重量・バランス
Racket | Unstrung Weight | Balance |
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TOUR100① | 317g | 305mm |
TOUR100② | 317g | 307mm |
トーナレザーの重量は①19g、②18g。純正シンセティックの時と比較して、①+6g、②+5g となりました。
バランスは純正シンセティック比、それぞれ3mmトップライト(グリップヘビー)となりました。
まとめ
プリンス ツアー100のレザーグリップへの交換による、重量・バランスの変化の例を示しました。
なお、レザーグリップは銘柄による品質・重量差だけでなく、同一製品でもかなり個体差が発生します。
今回は幸運なことに重量・バランスとも大差なく仕上がりましたが、仕上がりの差が大きくなる際は、鉛テープなどで調整を図る必要性も出てきます。
今回の例は、レザー化する際の参考値としてご覧いただければと思います。