ベテランにもマッチしそうなポリ系のストリング探し。57本目は、
『ヘッド リンクス』です。
ヘッド リンクス（HEAD LYNX）は、軽快な反発感と適度なソフトさが心地よく、スナップバックに優れる、基準となるようなポリストリングでした。
ヘッド リンクス（HEAD LYNX）の特徴・スペック
| メーカー | ヘッド（HEAD） |
| 製品名 | リンクス（LYNX） |
| ゲージ | 1.25mm（海外では1.20m、1.30mmもラインアップ） |
| カラー | レッド、ブルー、イエロー、グリーン、アンスラサイト |
| 素材 | CO-ポリエステル |
| 価格情報 | 定価：12m￥2,530、200m￥35,200 最安価格12mカット品1,120円(価格+送料)、200m：13,480円送料無料～ ※2022.1.30楽天調べ |
| 商品説明 | あなたのパワーを与えてください。LYNXはにコントロールを提供します。まさにウィンウィンの関係です。モノフィラメント・ストリングは新しいコーポリマー・ミクスチャーで作られており、あなたの攻撃的なゲームに弾む打感とコントロールを提供します。トーナメントやクラブ・プレーヤーのために作られたLynxは、極めて高い耐久性があり快適なプレーを可能にします。 |
動画で説明されているように、ヘッドのポリエステルストリングの中では、「まず試すべき基準のポリストリング」の位置づけだそうです。
ヘッド リンクス（HEAD LYNX）1.25mmのインプレ
【セッティング】
PRINCE TOUR100 2020（16×18）
49ポンド、プレストレッチ5％、1本張り（ゴーセン張り）
いつも通りのセッティングで、延べ5時間打ってきました。
★点数
| 反発感 | |
| ホールド感 | |
| スピン性能 | |
| テンション維持 | |
| コスト（市価） | |
| 総合点 | |
| 打感硬さ |
総評：十分な打ち応え／しっかり打っていくべきストリング
まず言えることは、全体的にフィーリングが良いということ。軽快な反発感、適度なソフトさとホールド感があり、最初から違和感なくプレーに入っていけました。
1.25mmの太さながら、1.20mmくらいのシャープな弾き感があって、スピードも出しやすい印象。
硬さとしては、ポリエステルとしては中の中程度。
表面コーティングはツルツルと滑りが良く、5時間程度の使用ではさほどキシミもなく、スナップバックによる快適スピンが掛かってくれます。
とにかく嫌なところがないので、個人的にとても気に入りました。
基準ストリングといえば、ヨネックスのポリツアープロが挙げられると思いますが、こちらの方がポリツアープロよりは打ち応えがあって軽い打感です。
テンション維持性能
テンション維持は中の下くらい？
3日までにかなり使用しましたが、すでに5ポンド近く低下していますので、テンション維持性能はやや厳しめ。少し経過は見ていきたいと思います。
| 張上げ後 経過時間 | 延べ使用時間 | ポンド数 | テンション 変化 | テンション 変化率 |
|---|---|---|---|---|
| 直後 | 0 | 49.2 | -2.8 | – |
| 当日 | 1.5時間 | 46.4 | -4.5 | -5.7％ |
| 3日 | 5時間 | 44.7 | -4.5 | -9.1％ |
| 7日 | 6.5時間 | 43.1 | -6.1 | -12.4％ |
| 14日 | 8時間 | 42.3 | -6.9 | -14％ |
| 21日 | 9時間 | 41.7 | -7.5 | -15.2％ |
21日後の測定後、試合中のスマッシュで切断しました。久しぶりにポリエステルストリングでの切断を経験しました。
コスト
2022年1月30日時点で、12mカット品1,120円(価格+送料)、200m：13,480円送料無料～。リンクスツアーと全く同じ最安値でした。格安ではないものの、この好印象なストリングがこの値段なら納得です。
ホームストリンガー視点での感想
滑りの良い丸形ポリで、とても張りやすいポリストリングでした。
インプレまとめ
ヘッド リンクス（HEAD LYNX）は、軽快・高反発、適度なソフトさとホールド感で欠点の少ないストリングです。
スナップバックの維持にも優れ、スピン性能も◎
ポリの基準ストリングとしても推奨したい1本でした。
- ポリエステルストリングの最初の1本、基準ストリングとして
- 軽快な打感が好み
- 反発の良さを重視
- スピン性能も十分に欲しい
- ポリツアープロで物足りない人の次の1本として
ポチップ
ポチップ
