前回購入した『アシックス ソリューションスピードFF 3』を履き始めてから約1年半が経ち、オムニコート用シューズの消耗が目立ってきました。

そろそろ買い替え時と判断し、今回はあえて軽量モデルである「プレステージ ネオOC」を選んでみました。これまでスタビライザーモデルを履くことが多かったため、軽量モデルがどこまで実用的なのかも含めて試してみることにしました。
今回は、この「アシックス プレステージ ネオOC/ASICS PRESTAGE NEO OC」をレビューします。
アシックス プレステージ ネオOC/ASICS PRESTAGE NEO OCのプロファイル
まずは製品情報から。
| 製品名 | アシックス プレステージ ネオOC/ASICS PRESTAGE NEO OC |
| サイズ | 22.5~29㎝(0.5cm刻み) |
| カラー | Black/Pure Silver、White/Pure Silver |
| 素材 | インナーソール素材:合成樹脂(EVA)/取り替え式 アッパー素材 合成樹脂・人工皮革(合成皮革)・合成繊維 アウター素材 ゴム底 |
| 生産 | MADE IN INDONESIA/VIETNUM |
| 価格情報 | 通常価格 ¥ 13,970 (税込) |
| メーカー説明 | 優れたスピード性能と快適性を提供するベーシックモデル PRESTIGE™ NEO OCはこれまでのメッシュ×人工皮革のアッパーからメイン素材をPU素材に変更しリニューアル。アッパー前足部に足を心地よく包み込むPU素材を使用し、耐久性の向上と長時間着用時の快適性を追求。ミッドソールに採用したFLYTEFOAM™(フライトフォーム)は 軽量かつ快適なクッション性をサポート。オムニコートやクレー、土のコートでのプレーにおすすめのシューズです。 |

- スタビリティ(安定性)モデル:ゲルレゾリューション
- スピード(軽量・瞬発系)モデル:ソリューションスピードFF
- スピード&スタビリティ:コートFF
現行アシックステニスシューズの中では、上記3つのフラッグシップモデルがありますが、今回紹介するプレステージシリーズは、そこよりは若干低価格でとにかく軽量スピードモデルとして位置づけられた『セミフラッグシップモデル』といった表現が合うのではないかと思います。
これまでプレステージでは、オムニコート用モデルのみだったと記憶していますが、今作は「オムニコート用」に加え「オールコート用」もラインアップされています。
オムニ用はブラックの他、ホワイトモデルも選ぶことができます。
サイズ感は!?
今回私が選択したのは、スタンダード幅の25.5cm。以前までにはアシックスは26.0cmを選ぶケースが多かったのですが、直近に購入したゲルチャレンジャー15では、25.5cmでシンデレラフィットが得られたため、今回も同じサイズを選びました。
最近気に入って使っている「ステップクラフト」の薄いインソールを入れて、今回もシンデレラフィットでした。

なお、私のこれまで履いてきたシューズと着用サイズ、フィット感は以下の通りです。
| モデル | 着用サイズ | フィット感 |
|---|---|---|
| アシックス PRESTAGE NEO | 25.5cm | ステップクラフトインソールでシンデレラフィット |
| アシックス GEL-CHALLENGER 15 | 25.5cm | ステップクラフトインソールでシンデレラフィット |
| アシックス SOLUTION SPEED FF 3 | 26cm | やや大きめで遊びが多い。スーパーフィートオレンジと厚手ソックスでフィッティング調整 |
| アシックス GEL-Resolution6/8 | 26cm | ジャストフィット |
| アシックス Court FF1 | 25.5cm | 縦ジャスト、前足部が幅広に感じる |
| アシックス Speed FF1 | 26cm | ジャストフィット |
| ナイキ Zoom Vapor 9.5 | 26cm | ジャストフィット |
| ナイキ Zoom Vapor RF×AJ3 | 25.5㎝ | ジャストフィット |
| ナイキ Zoom Vapor Ⅹ | 26cm | ジャストフィット |
| ナイキ Zoom Vapor Pro | 26cm | やや縦に大きめ。厚手のソックスで締め上げてジャスト |
| ナイキ Zoom Vapor Pro2 | 26cm | ジャストフィット 履き心地硬め |
| On THE ROGER Pro | 26cm | 前足部はややゆったり感はあるがジャストに近い |
| ミズノ Wave Exceed Tour5 | 26cm | 超ジャストフィット |
| アディダス アディゼロウーバーソニック 4 | 26cm | 超ジャストフィット |
プレステージ ネオOC/PRESTAGE NEO OC)のインプレ・レビュー
重量:左右平均258g(インソール外し)
実測で左右平均258gと、数字通りの超軽量モデルです。
軽さを最優先したモデルですが、プレー中に不安を感じるような剛性感の不足はありませんでした。これまでスタビライザーモデルを履いてきたため、軽量モデル特有の“ブレ”を心配していましたが、実際に「軽量であることを」あまり意識することなく普段通りのプレーができ、良い意味で裏切られました。


アッパー:樹脂PUアッパーで安定感あり足馴染み良好
前作まではメッシュアッパーでしたが、今作では樹脂PUアッパーに変更されています。PUアッパーは樹脂自体が破損・劣化しない限り履き心地が安定しやすく、個人的には好印象です。
また、アッパーに斜めの溝が入っており、屈曲性も確保されています。動きにくさや硬さは特に感じませんでした。
ヒールカップ部分、ベロともに厚からず薄からず、しかしながら特に当たることなく高フィット。足当たりに問題はなく、カカト抜けもありません。
なお、幅の狭い細足タイプの私でのフィッティングですので、幅広足の方はワイドモデルを基準にご検討下さい。

ミッドソール:フライトフォーム搭載
アシックスの上位モデルでおなじみのミッドソール素材「フライトフォーム」も搭載されています。軽量化とクッション性の両立に貢献しており、着地時の衝撃が軽く、軽量モデルにありがちな“薄さ”を感じにくい点が特徴です。

アウトソール:オムニテレインパターン
オムニ用ソールはアシックス伝統のオムニテレインパターン。
ストップ力は非常に高く、砂の少ないオムニでは止まりすぎるほどです。このあたりは従来モデルと同様で、コート状況によってはブレーキのかかりすぎに注意が必要です。

まとめ
プレステージ ネオOCは、「軽さ」と「安定感」、そして低価格を実現した、バランスがしっかり取れた軽量ハイパフォーマンスモデルだと感じました。極めてシンプルな構造で、余計な要素を加えない潔いデザインに仕上がっている点も好印象です。
スタンダード幅モデルは細幅の足にもフィットしやすく、軽量モデルで感じやすい不安定さも少ないため、スタビライザーモデルから軽量モデルへの切替を検討している方々にも試していただけると思います。
アシックステニスシューズ共通の部分ですが、オムニでのストップ力は相変わらず高いため、コート状況に合わせて使い分けるとより快適にプレーできると思います。
次のような方々はぜひ検討ください。
アシックス大好き
細身~通常幅の人はスタンダードモデルを推奨
とにかく軽量モデルが好き
スタビリティモデルから軽量モデルへの切り替えを検討中
シンプルデザインが好み

