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【テニスシューズ】28年前の復刻シューズを履いて普通にテニスはできるのか?|アンドレ・アガシモデル Nike AIR TECH CHALLENGE3(エアテックチャレンジ3)

80年代後半にプロデビューし、奇抜なウェアと長髪で異端児扱いされながら、新たなテニスファッションを広めたアンドレ・アガシ。

私はエドバーグ派だったためラケットこそプロスタッフでしたが、アガシやマッケンローが身につけるナイキウェアやシューズはとても格好が良く、テニス少年たちの憧れでした。今回、yahooショッピングで格安のアガシモデルのシューズ『エアテックチャレンジ3』復刻モデルの美品を入手したので、レビューをしたいと思います。

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Nikeエアテックチャレンジとは?

エアテックチャレンジは、1980年代〜2000年代にかけて活躍したアンドレ・アガシのために作られたシグネチャーモデルシューズです。それまではベーシックなシューズが多かったところ、特にエアテックチャレンジ2の赤黒グラデーションカラー、エアテックチャレンジ3のド派手な蛍光イエローはまさしくセンセーショナルでした。蛍光イエローの次に出てきたパープルカラーは比較的落ち着いた印象(?)で、私もかなり購入欲を刺激されました。アガシの履くハイカットモデル以外にローカットモデルもあり、それぞれ数パターンのカラーが用意されていました。

またエアテックチャレンジ1,2が全て合皮で軽量化を狙っていたのに対し、3では本革を用いて高級感とフィット感を追及しておりました。

当時、高校生にとってはなかなかの値段だったことと、リッチな同級生が先に購入してしまったため、私はアガシモデルではないやや地味目なローカット(☟のインスタ参照)を愛用していました。

エアテックチャレンジは何度か復刻され、デニム、スエード、ニット素材などを使ったモデルなどもあるようで、インスタグラムで『AIR TECH CHALLENGE』を検索すると今でも海外を中心に沢山の投稿が出てきます。日本ではネットのセレクトショップや並行輸入店などでしか販売していないようです。いつかまた正規復刻を期待したいです。

実際に履いてプレーをしてみた

その履き心地は、当時のローカットモデルで味わっているので何となく足が感覚を覚えています。今でも履いてプレーできるに違いない!と思い立ち、早速履いてプレーをしてきました。

結果は?

想像を超える重さ

重い…。本革なのである程度は想像していましたが、重い!プレーはできる、走ることもできますが、本革を使ったハイカットモデルは本当に重い! 後半疲れてきてしまいました。

ちなみに重量を計ってみると以下の通りでした。

  • AIR TECH CHALLENGE 3:444g
  • AIR ZOOM VAPOR X:364g
  • GEL RESOLUTION 6:395g

いかに現行のテニスシューズが軽量化を追求しつつ進化してきたのかを実感することになりました。

通気性がよくない

本革のスポーツシューズはかつては履くほどに馴染む、合皮より通気性が良いとされ高級な位置づけでした。特にカンガルーレザーは軽くてしなやかなのに丈夫で最高級のスポーツシューズ用レザーです。今でもディアドラなどではまれにカンガルーレザーモデルを発売していますね。

しかし、エアテックチャレンジのレザーはカンガルーではなく、重くて厚くて結構蒸れます、暑いです…。

現行のいつものシューズ(アシックスGELレゾリューション、コートFF、エアズームヴェイパーX)は一晩乾かせばサラッとするのですが、エアテックは厚い分乾きも多少時間がかかります。

フカフカと心地よい

クッション性はとても素晴らしい! ナイキの初期のビジブルエアは本当に柔らかくて、心地よいです。柔らかさは裏を返すと頼りなさにもつながるかも知れませんが、包み込むハイカットも心地よい足馴染です。

そういえば学生時代にエアテックチャレンジ2のビジブルエアが割れて交換してもらったことがあったな…

現行のシューズと比較すると

あくまでも主観ですが、レーダーチャートを作って比較しました。

憧れの懐かしのエアテックチャレンジ。その背景もデザインも大好きですが、テニスでの実用は今後はしない方向です(笑)。

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しかし、こんな懐かしいアイテムに出会えたことは本当に幸せでした。テニスグッズの物色はやめられません!

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