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【テニスシューズ】クレー・オムニ用『ナイキコート エア ズーム ヴェイパー プロ 2/NIKE COURT AIR ZOOM VAPOR PRO 2』のレビュー/オムニでの使用も可能なクレー用シューズ

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目次

強力なグリップ力を特徴とするオムニコート=砂入人工芝用のテニスシューズは、好き嫌いが分かれます。

実際にとにかくストップ力を求める人、スライド性能を必要とする人、オールコート用でも十分対応できる人など、ニーズは様々。そして、適度なスライドを求める方への選択肢としては、クレー用ソールも存在します。

先日、アディゼロ ウーバーソニック 4 M MCのクレー用マルチソールがとても良かったこともあり、ナイキの新しいクレー専用ソールも試したくなりました。

そんなことで、今回はナイキコート エア ズーム ヴェイパー プロ 2をレビューします。

ナイキコート エア ズーム ヴェイパー プロ 2

製品情報です。

製品名ナイキコート エア ズーム ヴェイパー プロ 2/NIKE COURT AIR ZOOM VAPOR PRO 2
サイズ24~30㎝(0.5cm刻み)
カラーブラック/ホワイト
素材アッパー:合成繊維 /合成皮革/合成樹脂パーツ
アウトソール:ゴム底
生産MADE IN CHINA
価格情報通常価格 ¥13,200(税込)
※発売時期によって同一モデル内の価格差あり
メーカー説明容赦ないラリーやどうしても負けたくない長時間のゲームを制するなら、ヴェイパー プロ 2が最適です。 オリジナルモデルのプロで人気だった要素をすべて継承しています。地面との一体感を生むデザインで、高反発のZoom Airクッショニングにより、コートのどこでもサーブを打ち返して得点することが可能。ヴェイパーらしい快適な履き心地で、硬いサーフェスでもフレッシュな状態をキープできます。 革新的なClaybreakerテクノロジーとこうした改良を組み合わせ、コート上での俊敏性をサポートします。

赤土のクレイコートに対応
Nike Claybreakerテクノロジーによりクレイコートでのトラクションを強化し、クレイの蓄積を抑えます。 前足部と足中央部のグリップ力を強化し、幅広のトラクションパターンとともに、スライディング時の体のコントロールをサポート。 トラクションマップ、圧力マップ、クレイの蓄積エリアの分析結果をもとにデザインし、 ヨーロッパの赤土のクレイコートで、あらゆる気候条件 (寒さ、暑さ、ウェット、ドライ) のもとでテストを行いました。
ローカットでスピードを追求
コートとの一体感を高めるデザイン。抜群に軽い履き心地で、すばやい動きと爆発的なカットに対応。
動きに反発力を提供
踏み出した瞬間、前足部のZoom Airユニットが優れた反発性を発揮。ベースライン付近でレーザーのようなショットに追い付いたり、ネットに向かってダッシュしたりすることが可能。 クッション性に優れたミッドソールが、軽さを損なうことなくサポート性を発揮します。 さらに、伸縮性のある内側のスリーブが足を包み込み、ソックスのようなフィット感を提供します。
軽量で優れた通気性
耐久性に優れた強化メッシュが足を涼しい状態に保ち、抜群のサポート性を発揮。
その他の特長
ヘリンボーンパターンのアウトソールはデータを活用したデザイン。スライディング能力に影響を与えることなく、最適なグリップ性を発揮。
摩耗しにくいエリアのラバーを取り除き、重さを最小限に抑えました。
ナイキ公式サイト製品ページより

現在日本のナイキラインアップの中では、このズームヴェイパープロ2からクレー専用ソールが販売されています。

ちなみに海外サイトをみると、ナダルモデルとされるズームヴェイパーケージ4や、ズームヴェイパー11、ズームNXTからもクレー用モデルがリリースされていることが確認できます。

新ヘリンボーンソール『クレイブレーカー』に注目!

今回注目すべきは、ズームヴェイパープロ2に新たに搭載された、新クレー用ソールパターンの『クレイブレーカー』です。

詳細は以下の通りですが、これまでのオーソドックスなヘリンボーンソールに改良を加えた、新たなヘリンボーンソールパターンとのことです。

一見して分かるのは、部位によってヘリンボーンパターンが異なる点。それぞれストップ性能とスライド性能という、違う性能を発揮する目的で配置されています。

  • 前足部:内側が密なヘリンボーンパターン、外側が粗目のヘリンボーンパターン
  • 後足部:外側が密なヘリンボーンパターン、内側が粗目のヘリンボーンパターン

ナイキはクレーコート用シューズに注目し、「クレイブレーカー」と呼ばれる新しいアウトソールを開発した。ヨーロッパ全土の消費者と自国のアスリートの協力を得て、ナイキはアウトソールの重要な領域を適応させ、クラシックなヘリンボーンパターンを改良しました。このアウトソールは現在、すべてのナイキ ヴェイパー モデルに搭載されています。

テニスウェアハウスEU「ナイキ クレイブレーカー
画像出典:テニスウェアハウスEU「ナイキ クレイブレーカー

Claybreaker アウトソールには 3 つの異なるゾーンがあり、グリップとトラクションの最適な組み合わせを提供し、自信を持って移動したり滑ったりすることができます。 

  1. 前足部の内側とかかとの外側に高密度のトラクションパターンを施し、グリップ力を最大限に高め、始動、停止、方向転換を容易にします。 
  2. 前足部の外側とかかとの内側にある幅広のトラクション パターンにより、コントロールしながらのスライドが可能になります。 
  3. 中足部の密度の高いパターンにより、トラクションとグリップの完璧な組み合わせを実現。 
テニスウェアハウスEU「ナイキ クレイブレーカー
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サイズ感は!?

実際に履いたサイズ感は、私の場合はナイキの他モデルや他メーカーと大きな差はなく、26cmでほぼジャストに近いサイズ。ただし、細身の作りの割に、若干つま先の捨て寸が大きめに感じます。

足がブレることはありませんが、厚手の靴下を履いてちょうど良い印象でした。

ちなみに、私の所有シューズと着用サイズは次の通りです。

モデル着用サイズフィット感
アシックス GEL-Resolution6/826cmジャストフィット
アシックス Court FF125.5cm縦ジャスト、前足部が幅広に感じる
アシックス Speed FF126cmジャストフィット
ナイキ Zoom Vapor 9.526cmジャストフィット
ナイキ Zoom Vapor RF×AJ325.5㎝ジャストフィット
ナイキ Zoom Vapor Ⅹ26cmジャストフィット
ナイキ Zoom Vapor Pro26cmやや縦に大きめ。厚手のソックスで締め上げてジャスト
On THE ROGER Pro26cm前足部はややゆったり感はあるがジャストに近い
ミズノ Wave Exceed Tour526cm超ジャストフィット
アディダス アディゼロウーバーソニック 426cm超ジャストフィット

ナイキコート エア ズーム ヴェイパー プロ 2のインプレ/レビュー

重厚感のあるしっかりした作りで、最初はやや硬さを感じる履き心地/アッパーの通気性はほどほど/履き口のソフトさはメリット

実際に履いた印象でもがっしりとした重厚感がありますが、両足平均343g(26cm、インソール抜いた状態の場合)は最近のテニスシューズの中ではやや重めの部類で、THE ROGER Proの同サイズと全く同じ重量でした。

デザインはさすがナイキで、余計なものを足さず引かずで、シンプルな美しい仕上がりだと感じます。

内側外側のデザイン

履いた初日は特に硬さを感じましたが、逆にブレない安定感・安心感はありました。形状は細身で、甲高幅広の方には厳しいかも知れません。甲薄の幅ノーマル足の私にとっては、特に当たる箇所もなく問題はありませんでした。

つま先のPガードは大きめで、ハトメ周囲のパーツもゴム製、前足側部の樹脂パーツも大きめであり、これらはシューズの総重量に影響している部分です。

アッパーは布製。全体的に作りはしっかり

アッパーは布製ですが、そこまで目の粗い織地ではないため、通気性は特別良くもないが悪くはないといった印象です。

前足部の側部に配置される樹脂パーツ(アシックス ゲルレゾリューションのサイドウォールに似たもの)や、ソール自体の硬さのため屈曲性がやや悪く、シューズは総じて硬めに感じます。

シューズ自体は硬めで屈曲性が弱いながら、ヒールカップの包み込みは悪くないため、カカト抜けがなかったのは救いでした。アキレス腱への当たりもソフトです。

ナイキにしてはヒールカップの包み込みと当たりのソフトさは◯

また、このシューズの大きな特徴として、内側ハトメの最後の二つは穴を開けず、中側にストラップ状のハトメにヒモを通す仕様となっています。この仕様によって、履き口の当たりがソフトで締め付けのキツさがない点が個人的には気に入りました。

ただし、人によっては履き口の締め付けが甘いと感じる人もいそうです。

オムニでのストップ力はアディダスに軍配だが、予想よりは問題なく使用可能/耐摩耗性を重視したソール

その独特なヘリンボーンソールは、アディダスのマルチソールと比較するとエッジが甘く溝も浅いため、使用前は正直あまり期待していませんでした。

しかしながら、メーカーの狙い通り、グリップ力が必要な部分はソールパターンが密になっていて、想像していたよりはストップ力が感じられました。砂の量によりますが、おおよそのオムニコートで問題なく使用できそうです。アディダスのマルチソールと比較してしまうと、グリップ力ではアディダスに軍配が上がります。

前作までのオーソドックスなヘリンボーンソールと比較すると、そん色ないグリップ力と感じます。

一方、ソールのゴム素材はやや硬めで、屈曲性は課題です。その分耐久性に優れそうですので、どちらを優先するかは難しいポイントです。

まとめ

ナイキのクレー用ソールシューズ『エア ズーム ヴェイパー プロ 2』は、オムニでのグリップ力はやや弱めながら、従来のヘリンボーンソールとはそん色はありません。

クレーでのグリップ性能についても、今後追加してレビューしたいと思います。

ナイキ大好き

細身の足

がっしりとしたスタビリティタイプのシューズが好み

オムニでも程よいスライドを求める

クレーでのプレー機会も多い

履き口やアキレス腱への当たりのソフトさは大切

このような方々におススメできるシューズです。

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