以前、夏のシューズ内の蒸れ対策、靴擦れ対策のソックスを紹介しました。
蒸れ対策を重視した「ライトソック」はとても素晴らしいのですが、万人受けするわけではないのもまた事実。人によってはサラサラしすぎて、シューズ内のグリップ力が足りないと感じる可能性もあります。
当の私も、寒くなって手足の汗をかかなくなったので、ライトソックの出番はなくなってきました。
今回は、”靴擦れしないライトソック”とは真逆の発想で、
ソックス自体のグリップ力とサポート力を強化した、アミュゼスポーツの「究極のテニスソックス」についてインプレ・レビューしてみたいと思います。
究極のテニスソックスとは
「究極のテニスソックス」は、テニス関連のネットショップを運営するアミュゼスポーツが楽天市場、Yahooショッピング、Amazonで販売している商品です。
商品プロファイルです。
販売 | アミュゼスポーツ(Amuse Sport) |
---|---|
製品名 | 究極のテニスソックス ショート丈 |
カラー | 黒×アクア、白×アクア、アクア×イエロー、白×グレー、紺×アクア |
素材 | 綿・アクリル・ポリエステル・ナイロン・ポリウレタン |
特徴 | 足袋タイプの着圧クロステーピングソックス。
アキレス腱、カカト、踏まず部分を二重構造にして着圧サポートを施している。 足裏の前足部とかかと部に、滑り止めのポリウレタン糸を配合し、親指にはドット状の滑り止めを配置し、シューズ内でのグリップ力を発揮。 |
製造国 | 日本製 |
価格情報 | 男性用・女性用ともに1980円~ |
「究極のテニスソックス」インプレ・レビュー
足袋ソックスは、親指の踏ん張りが利く(気がする)ため、以前はプリンスの足袋タイプを愛用していました(すでに廃版)。
販売者側のPRポイントは次の通りですが、実際どうでしょうか?
8つの究極ポイント |
|
---|
実際に履いてみた
実は購入したのは昨年の11月です。
それから1年間、およそ20回以上は履いたと思いますが、かなり素晴らしいソックスと実感しました。私はとても好みです。
- 着圧サポートが適度で、足の安定を実感
- 編み込みタイプの滑り止めはシューズ内での高いグリップ力を発揮
- 親指のドット状滑り止めはあまり意味なし
- テニスソックスとしてはノーマルな厚さ
- ショート丈と言いつつ短すぎない
- 耐久性はノーマル
サポート力は良好!汎用性も高い!
上部に施されるクロステーピング(写真の水色部分)、中足部の締め付けが非常に心地よく、足の安定感は抜群です。着圧ソックスの中には、きつ過ぎたり、脱ぎ履きしにくいほど強力なものがありますが、このソックスではそのようなことはなく、適度なサポートと実感します。
つま先・カカトのパイル地の厚さもちょうど良い。
個人的に気に入ったのは、足首部分の締め付けと、ちょうど良い長さ。短すぎるショート丈は、ベテランプレーヤーには少々恥ずかしいため、これくらいの長さがある方が安心です。
この仕様はいらないかも…
土踏まず部分の二重構造は、若干”押してくる”感触はあるのかな?…、正直あまり効果を実感しませんでした。
親指のドット状滑り止めは、さほどグリップ力が高くないですし、履いているうちに割とすぐにみすぼらしくなるので、あまり必要性はないと感じました。
生産は奈良県!?
ネットで足袋ソックスを検索していたところ、アミュゼスポーツと同じく奈良県を本拠地とするソックスメーカーの商品に出会いました。
「奈良の高機能くつ下専門店エコノレッグ」の作る、バリエクロスです。特許も取っているその滑り止めの仕様から、究極のテニスソックスはこちらの会社が生産している可能性が高いです。
エコノレッグもオリジナル商品として販売していますが、クロステーピングのありなし、足首部分の織り方などは、アミュゼスポーツの「究極のテニスソックス」とはやや異なる仕様となっています。
「究極のテニスソックス」もオリジナル商品も、価格は同程度です。
テニスソックスとしてはやや高級な価格設定ですが、特許技術搭載の純国産・高品質ソックスです。
まとめ
アミュゼスポーツが販売する「究極のテニスソックス」は、ふんだんにこだわりの仕様が散りばめられた、高品質テニスソックスです。
カラーリングが豊富、ソックス丈はオールラウンドなショート丈。
足袋タイプ、滑り止めの配置により、シューズ内で強力なグリップ力を発揮し、踏ん張る力をサポートします。
靴擦れリスクが低下する秋冬用のソックスとして、強力におススメしたいと思います!