以前の記事で、理想的なスポーツドリンクとして、エネルゲンを推奨しました。
しかしながら、エネルゲンは市販のスポーツドリンクの中ではまあまあの流通価格。月に10回程度テニスをする身としては、少しでもお得に入手したいところです。
そんなことで今回は、理想のスポドリであるエネルゲンを、最も賢くお得に作るための方法を考えてみました。
非常に簡単な情報ですので、ぜひ気楽にお読みください。
エネルゲンとは!?
エネルゲンが理想たる理由
エネルゲンは、次のような点において、理想的なスポーツドリンクと考えられます。
- 糖質は果糖のみで、血糖値を急上昇させない
- その結果として低血糖によるパワーダウンのリスクが少ない
- 脂肪燃焼によるエネルギー出力が期待できる
- 吸収に優れる=クエン酸+アルギニン含有
- 疲労回復に良い=アルギニン含有
エネルゲンの難点は?
甘ったるい!
エネルゲンはオレンジ系の独特な味で、ここは人によって好みが分かれるところ。
難点としては、果糖含有飲料がゆえ、エネルゲンはその糖質量の割にかなり甘ったるいのです(果糖は砂糖の1.73倍の甘みといわれている)。
糖濃度が5.6%のエネルゲンは、ポカリスエットの6.7%よりも低濃度にも関わらず、飲み心地はかなり甘ったるく感じます。
また、糖濃度5.6%=アイソトニック飲料であるエネルゲンは、特にプレー中には糖濃度が高すぎて、少し薄めた状態=ハイポトニックで飲みたくなります。
1L用粉末パックだと、その濃度調整が簡単ではないことも難点でした。
コスト高!
1L用粉末パックは、まとめ買いでどんなに安くても140円/パック程度。
例えば、100円弱で買えてしまうポカリスエットやアクエリアスの粉末と比較しても、割高なことは否めません。
エネルゲンを最も低コストで作る方法
結論ですが、10L用粉末が最もエネルゲンを安く作る方法です。
ネットショップで探すと、ある程度のまとめ買いを前提に、タイミングによっては1Lあたり80円切りの可能性も!
理想のスポーツドリンクであるエネルゲンが、その値段で賄えるのは本当に助かります。
エネルゲンパウダー10L用は、もともとチームや団体を想定した10L使い切りタイプです。開封後の保管は、自己責任でお願いします。
エネルゲンパウダー10L用の使い方:私の場合
10L用パックから、そのまま直接計量して作るのは現実的ではないため、100円ショップで写真の2点を購入してきました。
- はちみつ用ボトル
- 乾燥剤(シリカゲルパック)
10Lパックを開封し、ボトルに入るだけ詰め替えします。パウダーは吸湿しやすいので、ボトル内に乾燥剤パックを入れてしまいます。※開封後の10Lパックは密閉して保管。
今回、エネルゲンの糖濃度を少し薄めに、1Lあたり50gの粉末量にしました(市販の1Lパックは重量64g)。
これで糖濃度4.4%程度の、ハイポトニックに近い仕上がりになります。
余っていたプロテイン用の計量スプーンを流用し、最初は50gを計量。その目盛りを覚えておけば、次回からはいちいち重さを図らなくても大丈夫です。
糖濃度4.4%のエネルゲンは、甘ったるさが軽減され、特にプレー中は非常に飲みやすい口当たりになりました!
まとめ
まとめです。
- 10L用粉末が最も低コスト
- はちみつ用ボトル・計量スプーンを使えば、糖濃度調整も容易
- 糖濃度4.4%程度は、プレー中に適していて飲みやすい