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【ラケットバッグ|レビュー記事】想像以上に使いやすいブルイクのデカボストン/ブルイク ハイブリッドボストンバッグ ラージ コーデュラ(blueeq HYBRID BOSTON BAG LARGE CORDURA/BQB-00007)

ここ数年、買ったラケバが壊れてしまったりニーズが変わったりで、なかなか満足できない状況が続きました。今回は、思い切って高級品ブルイクの一番大きなボストンバッグを購入してみました。

半月ほど使用してのレビューをお届けしたいと思います。

Contents

ブルイク ハイブリッドボストンバッグ ラージ コーデュラ

まず製品情報です。

ブランドブルイク(blueeq)
製品名ハイブリッドボストンバッグ ラージ コーデュラ(HYBRID BOSTON BAG LARGE CORDURA)
/BQB-00007
カラーブラック
素材CORDURA re/cor (Recycle)
サイズ/重量W72 × H33 × D33cm / 75L
特徴 75Lの大容量と機能性を併せ持った大型ハイブリットボストンバッグ
■ オリジナルエンボス加工を施し、耐久性に優れたコーデュラ生地に撥水加工を加えたことで、あらゆるシーンで活躍
■ 本体内のクッション性のあるパーテーションにより最大5ルームに仕分け可能
■ ネームカードホルダーには開閉を容易に行えるFidlock社のマグネット式ホックを採用
■ リサイクルコーデュラ生地にアップデートし、環境へも配慮
■ 大型ボトルも収納可能なクーラーポケットのインナー素材も環境に優しく、防水能力の高いPEVAにはオリジナル柄を加工
■ 表のベルクロには、オプションで作成したエンブレムワッペン(※1)を装着可能
付属品blueeq × NEWERA コラボキャップクリップ
価格情報 定価:40,700円(税込)
blueeq公式サイト製品ページより

ブルイク ハイブリッドボストンバッグ ラージ コーデュラのレビュー

今回、私の考えているラケバに求めるニーズを基準に、このバッグをセレクトしました。

  • シンプルデザイン
  • ラケット3本以上収納
  • 荷室の充実
  • ポケットの充実
  • 人とできるだけ被らない

外観はシンプルな男前で文句なし/形状的に扱いやすく担ぎやすい

写真の通り、きわめてシンプルなブラック単色。ブルイクオリジナルのエンボス加工が、光の加減によって控えめながら自己主張をしてくれます。そして肉厚なコーデュラナイロンは、高級感が漂う素材感です。

個人的に、デカいメーカーロゴは不要だと考えているので、このデザインはかなり理想的です。

容量的にはおそらく12~15本入ラケットバッグと同レベルですが、このバッグは直方体形状であり、一般的なラケットバッグよりも高さがあり幅が狭いのが特徴です。

画像:blueeq公式サイトより

ショルダーストラップの位置が工夫されていて、一般的なラケットバッグと比較して、バッグを高い位置で担ぐことができます。また、ストラップの長さや遊びを調整でき、より安定感を出すことができます。バッグがお尻よりも下にぶつからないので、とても歩きやすいですし、バイクや自転車でも担ぎやすい点はメリットでしょう。

収納力は文句なし!!セパレートやポケットが充実で小分けしやすい

メインの荷室はセパレーターが2つ付いていて、1~3つのコンパートで使うことができます。

その奥にあるラケットスペースは、最大3本程度なら収納ができます。また、真ん中にセパレーターがついているので、ラケットを収納しない場合は、ウェアやタオルなどを入れるスペースとしても使えます。

ポケットは、外側に7つ(表面2つ、裏面2つ、カードフォルダ、保冷ポケット、トップポケット)、内側に5つ(フタ裏:メッシュポケット+ライニングポケット、メイン荷室:2つ+立体ファスナーポケット1つ)、総数12個ものポケットが配置されています。

外側のトップポケットと内側の立体ファスナーポケットは、起毛ライニングのためスマホやタブレットの収納用として最適。

ボトムポケットは、大型ボトルが入れられる大きさのクーラーポケットとなっています。もちろん、着用後のウェア類やシューズ入れとしても使うことができます。

ラケット収納は、表側の一番大きいサイドポケットが出し入れが便利。このポケットには2本、無理をすれば3本程度収納可能でしょう。

中のラケット用スペースと合わると、最大ラケット5本程度の収納ができそうです。

ボストン用のハンドルは、使わない時は根元のスナップボタン付きポケットに収納できます。

私は使用していませんが、表側につけるキャップクリップが付属します。このクリップはNEW ERAとのコラボレーションということで、こんな部分にもこだわりが詰まっています。

気になる部分は重量感とショルダーストラップのバックル位置

しっかりとした肉厚な生地を使い、ふんだんにポケットを配置し、ジッパーなど部材にもこだわった結果と言えますが、バッグの重さはかなりのものです。

個人的には、このバッグの仕様上やむを得ないと思いますし、大きいラケバに慣れている人であれば、十分許容できる範囲と考えます。

大きく重いバッグではありますが、ストラップの調整がしやすかったり、荷物が少ない時は中で荷物が暴れないようにコンプレッションベルトを締め上げることも出来ます。重量はありつつ、快適に担ぐことができるよう十分に工夫されていると感じます。

もう一点気になる部分は、ショルダーストラップをバックルでつなぐ部分。この仕様は、2つのストラップをしっかり接続して快適に担ぐために必要不可欠なパーツですが、メイン荷室のジッパーと思い切り干渉してしまうため、この部分までフルオープンにする場合はストラップ用バックルを外すしかありません。

私の場合はこの部分の荷室を、フルオープンにしなくても手を潜らせれば出し入れできる程度の、小物用(テーピングや薬、サポーター類)のスペースにしています。

レビューまとめ

『ブルイク ハイブリッドボストンバッグ ラージ コーデュラ』の使用感をレビューしました。

メリットデメリット
●シンプルデザイン
●抜群の収納力と計算されたセパレート
●ポケットが多く荷物の小分けが容易
●ラケット5本程度の収納可能(2つのパートに収納可能)
●高級・頑丈かつ撥水性の高い素材
●人と被りにくい
●重量感はかなりあり
●サイズが大きい(12~15本用ラケバを使っている人なら十分許容できる)
●ショルダーストラップに重なる部分の荷室ジッパーが開けにくい(ショルダーストラップのバックルを外さないとフルオープンしにくい)
●価格は高い

そして、実際に使った上でのメリットデメリットをまとめました。

このボストンバッグでは、現時点で、その重さと一部の荷室の開閉以外の欠点は感じていません。おおよそ自分のニーズに合致してくれました。

メーカーロゴは、ひっそりと『blueeq』の刺しゅうが入っているだけで、ラケットとバッグのメーカーが異なることを嫌う方にも選びやすいバッグです。

実はこのバッグのシリーズには、容量56リットルのミディアムサイズもラインアップされていますので、「このデザインは好きだが大きすぎる」という方であれば、ミディアムサイズを選ぶことができます。

いずれのサイズも、メーカー公式オンラインショップではすでに売り切れており、おそらく流通在庫のみしかないレアなバッグですので、気になる方はお早めに入手されることをおススメします。

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