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【ストリング/インプレ・レビュー】ポリエステルストリングの検証 No.91/ヨネックスのNewポリ/ヨネックス ポリツアーフォース(YONEX POLYTOUR FORCE)

当記事はPR・広告を含みます。

目次

今回は2026年1月に登場したYONEX(ヨネックス)の新作ポリエステルストリング、「ポリツアーフォース(POLYTOUR FORCE)」のインプレッションをお届けします。

位置づけとしては、あのハードヒッター向けモデル「ポリツアー ストライク」の後継品にあたる注目の1本。なかなか試す機会が作れずにいたのですが、今回じっくりとコートで打ち込んでいくことができました。

最近はしなやか系・ソフト系ポリエステルがトレンドの主流になりつつある中、このポリツアーフォースは「これぞ競技系ハードポリエステル!」という強烈な打ち応えとメッセージを放っています。

今回も実際に使用したリアルな使用感やショット別のフィーリングを余すところなくお伝えします。

ヨネックス ポリツアーフォースの基本情報

まずはポリツアーフォースの基本スペックです。

メーカーヨネックス(YONEX)
製品名ポリツアーフォース(POLYTOUR FORCE)
ゲージ 1.20mm / 1.25mm / 1.30mm
カラーブライトレッド、ブラック
素材ハイパーポリエステル
特徴・安定したボールのホールド感と高いレスポンスのパワー。
・中速から高速スイングスピードのプレーヤーで、テンションの維持とレスポンスの良いパワーを求める方に最適です。
製造国MADE IN JAPAN
価格情報12m:3,410円、200m:41,250円

ポリツアーフォース125の評価・インプレッション

【セッティング】
PRINCE TOUR100(290g)2026(16×19)
49ポンド、プレストレッチ5%、1本張り

3週間で、延べ15時間ほど打ってきました。

★点数

反発感
ホールド感
スピン性能
テンション維持
コスト(市価)
総合点
打感硬さ

ここからは、ストロークやサーブ、ボレーなどの実打テストを通じた詳細なインプレッションを掘り下げていきます。

総評:ストライクのDNAを感じるしっかり硬質な打感

近年増えてきたマイルドでソフトなポリエステルとは一線を画し、高硬度な素材感を感じさせるしっかりとした仕上がりです。

ヨネックスがこの糸に込めた「ボールをしばいていけ!」という強い意志が打感を通してダイレクトに伝わってきます。丸型断面を採用しているため変なクセがなく、私個人としても非常に好みで扱いやすさを感じる形状です。

インパクトのファーストインプレッションは「非常にクリアで硬質、ごまかしの利かないはっきりとした打球感」です。初日はその硬質感に少し面食らう部分もありましたが、打ち込んでいくうちに手応えの素直さがクセになっていきました。

アシスト感で楽にボールを飛ばしてくれるタイプではないため、このストリングのポテンシャルを最大限に引き出すには相応のスイングスピードが求められます。

表面のコーティングがかなり滑らかでスナップバックが利くためスピン性能も悪くありませんが、本領を発揮するのはやはり厚い当たりで潰していくフラットドライブ系。しっかり振り切れたときのボールの押し込みと相手コートでの伸び感が心地よいです。

ショットについて

私はネットプレーを交えたオールラウンドな展開を好むスタイルなので、ストローク以上にサーブやオーバーヘッド系ショットでの手応えを重視しています。

サーブにおいては、インパクトのフィーリングに違和感が全くありません。しっかり叩いた分だけスピードに乗って直線的に飛んでいってくれるため、狙ったコースへのコントロール性が高く、自信を持って振り抜くことができました。

ボレーでも「当たれば飛ぶ」といった過度な弾き感はありません。初日はインパクト時のカチッとした硬質感が際立っていましたが、慣れてくると面ブレの少なさによるコントロール性とダイレクトな手応えが好印象に変わります。

自分からしっかり軸足をセットしてパンチを利かせるボレーでは、ボールが浮くことなく狙ったコースへ収まります。丸型断面ならではの変なクセのなさも手伝って、ネット際でのショット全般で安定して付き合える1本です。

耐久性・テンション維持性の評価

ポリツアーフォースを語る上で外せないのが、テンション維持性能と耐久性です。

  • テンション低下の緩やかさ: 硬質な素材が使われているためか、ポリエステル特有の「一気に伸びてデロデロになる」感覚が非常に少ないです。時間が経っても打球感の変化が緩やかで、性能が長持ちします。ポリエステルのテンション低下に悩んでいる方には、これだけで選ぶ価値があります。
  • コートを選ばない耐久性: オムニコートやクレーコートなど砂の多い環境でも打ちましたが、ストリング同士のキシミ(目ズレ)が生じにくいようです。最後までクリアな打球感が持続してくれるのは嬉しいポイントです。
張上げ後
経過時間
延べ使用時間ポンド数テンション
変化
テンション
変化率
直後052.4––
当日1.5時間47.3-5.1-9.7%
7日後5時間46.7-5.7-10.9%
22日後15時間44.6-7.8-14.9%

メリット・デメリットのまとめ

ここまでのインプレッションをもとに、ポリツアーフォースのメリット・デメリットを整理します。

メリット

  • ごまかしの利かないはっきりとしたクリアな打球感
  • ポリエステルの中でもトップクラスのテンション維持性と耐久性
  • 丸型断面でクセがなく、全ショットで素直なコントロールが可能
  • オムニ・クレーでもキシミにくく、性能低下が緩やか

デメリット

  • パワーアシストは控えめで、相応のスイングスピードが必要
  • 打球感が硬質で、打ち始め(初日)は少し硬く感じやすい
  • ソフトでマイルドな打ち心地を求めるプレーヤーにはハード過ぎる場合がある

こんなプレーヤーにおすすめ!

ポリツアーフォースは、以下のようなプレースタイルや悩みを持つプレーヤーに強くおすすめできます。

  • ソフト系ポリエステルでは満足できず、しっかり手応えのある「ハード系」を求めている
  • ポリのテンション低下や打感の変化が早く悩んでいる
  • 丸型断面の素直な打感が好きで、自分の力でボールをしばいていきたい
  • ハードヒッターはもちろん、ネットプレーも含めてブレない打感を求めるオールラウンダー

昨今のソフト系ブームの中に現れた、ヨネックスの本気度を感じさせる競技系ストリング。

最初は少し硬質に感じるかもしれませんが、付き合っていくうちに手放せなくなる芯の強さを持った1本です。テンション維持にこだわりたい方や、しっかりスイングして攻めていきたい方は、ぜひ一度試してみてください。

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